-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
2018-03-03 Sat 21:14
「きゃっ・・・!」
ドアを開けて、飛び込んできた先輩に驚いて、声をあげてしまった。 「あ・・・。 ご、ごめん、Rueちゃん。 大丈夫・・・?」 反射的に、両手を胸の前で握りしめて、肩をすぼめていた私に、 優しく声をかけながら、顔を覗き込む先輩。 ギュッと目を閉じていた私は、先輩の声にそっと目を開ける。 「わ・・・っ!」 私の顔を覗き込んでいる先輩の顔が、すぐ目の前にあって、私は再び驚き、後ずさってしまった。 昼間のドキドキが蘇る・・・! 「ご、ごめんなさい。 びっくりしちゃって・・・」 耳まで赤くなってる自分に、恥ずかしくなる。 「俺の方が、ごめん。 びっくりさせちゃったよね・・・。 でも、Rueちゃん、どうしたの?」 先輩の優しい声に、自分の状況を思い出した・・・。 「そ、そうだ・・・。 どうしよう、下着がないなんて言えない!」 「あ、あの・・・、あの・・・。」 なんて言っていいかわからず、モゴモゴしてしまう私。 「大丈夫・・・? なんでもなければ、いいけど・・・。 初めての一人の部屋で、怖かった?」 あぁ、この人はどこまでも素敵すぎる! からかうように、満面の笑顔で私を見つめている。 「ごめんなさい。 ちょっと、不安になっちゃっただけですっ」 私は、こんな時間に心配して来てくれた先輩の気持ちがうれしくって、 申し訳なくって、勢いよく頭を下げた。 「Rueちゃん、いいよ、いいよ。 は、早く頭あげて・・・。 ちょっと、ヤバイ。」 ん・・・? どういうこと・・・? ・・・・あっ!!!!! 先輩には、パジャマの胸元から、何も着ていないパジャマの中身が丸見えだ・・・。 |